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エンポリオ アルマーニが発表したハイブリッド スマートウォッチ「エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)」レビュー

このブログは基本的に機械式腕時計のみを取り上げていますが、機械式腕時計以外でも、これはちょっと面白そうですとか、興味をひかれる時計については例外的に取り上げています。

例えばつい最近も、タグ・ホイヤー(Tag Heuer)のスマートウォッチ「コネクテッド(Tag Heuer Connected)」にローズゴールドケース仕様が登場したときに、下記の記事を書いています。まぁちょっと dis る感じの記事で申し訳なかったのですが......

で、今回はエンポリオ アルマーニ(Emporio Armani)が発表したスマートウォッチ、「エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)」を購入してみたので、まだ使い込んではいないですがファーストインプレッションをレビューしてみようと思います。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

エンポリオ アルマーニ コネクテッドの基本スペック

まず「エンポリオ アルマーニ コネクテッド」の大きな特徴は「ハイブリッド スマートウォッチ」に分類されるその見た目。

多くのスマートウォッチの場合、通常の腕時計でいう文字盤の部分は液晶ディスプレイが取り付けられ、時間の表示などはすべてそこで行われるのに対して、「ハイブリッド スマートウォッチ」という呼び名の通り、液晶画面は存在せず、見た目自体は通常の腕時計と変わらないという点。

恐らく知らずにみたら普通の腕時計と見分けがつかないと思います。

利用できる主な機能は下記の通り。

  • スマートフォンと連動した日付・時刻設定
  • セカンドタイムゾーン登録による2か国の時刻切替表示
  • スケジュールアラーム設定(設定した時間になると振動で教えてくれる)
  • アクティビティ(活動量)のトラッキングとモニタリング(サブダイアルに表示)
  • スリープ(睡眠時間)のトラッキング・記録機能
  • スマートフォンへの着信・メッセージ受信などを通知(振動と針の動きで教えてくれる)
  • スマートフォンによる音楽再生を時計からコントロール(停止・スキップ・早送り・戻し)
  • スマートフォンのカメラを時計から遠隔操作(リモートシャッター)

前述の通り、腕時計の文字盤は液晶ディスプレイではなく、普通の時計ですので、そこに情報を色々と表示してという使い方ではなく、

  • 時計機能として
    スマートフォント連動して常に正しい時間を表示したりする機能
  • 計測機能として
    アクティビティ / スリープトラッキング用のデータ取得端末としての機能
  • 通知機能として
    スマートフォンからの通知を手首への振動で伝える通知デバイスとしての機能

という3つに絞って、それを通常の腕時計にうまく組み込んだという感じが近いと思います。あくまで「腕時計」としてデザインされ、そこにさりげなくスマートウォッチの機能を溶け込ませるかを考えて作られていますので、一般的なスマートウォッチとは少しアプローチが異なりますね。

充電不要で最大 6ヶ月もつボタン電池駆動

スマートウォッチの多くは毎日充電しないといけない場合がほとんどです。フルカラーの液晶ディスプレイを積んでいるため電池の消耗が激しく、使わないときは充電器の上というのが普通。

もちろん、カシオが発表したスマートウォッチ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」などのように、モノクロ液晶とカラー液晶を重ねた二層構造のディスプレイを採用し、さらに「時計(タイムピース)モード」と「スマートウォッチモード」を切り替えることで、時計モード時は通信やカラー液晶を OFF にして電池消費を極力抑え、通常使用で最大約 3日程度、時計のみの利用なら約 1ヶ月程度、充電不要で動くような電池寿命の長いスマートウォッチもありますが、基本的には2~3日ごとには充電しないといけません。

ところがこの「エンポリオ アルマーニ コネクテッド」は、充電池を積んでいません。普通のボタン電池を搭載していて、最大 6ヵ月間は動作するとのこと。

もし電池寿命がきた場合は、ボタン電池を交換することで利用可能になります。この辺は普通のクォーツ時計と同じですね。充電を忘れて使えませんでしたなんてことになりにくいのは、腕時計として使うことを考えるととてもよいアドバンテージだと思います。

専用アプリケーションは iOS / Android に対応

専用アプリケーションも提供されていますが、これは Apple iPhone など、iOS デバイス、および Android デバイスで利用可能です。アプリケーションを利用して「エンポリオ アルマーニ コネクテッド」とスマートフォンをペアリングすることにより、様々な機能を利用することができます。

エンポリオ アルマーニ コネクテッドのデザイン

用意されているモデルは全部で 5モデル。

ケース素材はすべてステンレススティール(ケースサイズ 43mm / ラグ幅 22mm)ですが、ブラック、ローズゴールドのメッキ仕様と、通常のシルバー仕様がラインナップされていて、さらにブレスレットの素材も、ラバーかステンレススティールが用意されています。これらは自由に組み合わせることができるわけではなく、文字盤のデザインとあわせて、全 5モデルのラインナップとなっています。

販売価格(定価)は、

  • ブラックケース + ステンレススティールブレスレット仕様: 59,400(税込)
  • ブラック / ローズゴールドケース + レザーストラップ仕様: 45,360円(税込)
  • シルバーケース + レザーストラップ仕様: 36,720円(税込)

となっています。

今回私が購入したのは、ローズゴールドメッキ仕様の「Ref.ART3002」。落ち着いたホワイトの文字盤には、ケース同様、ローズゴールドカラーのバーインデックス。12時位置にはエンポリオアルマーニのロゴが同じくローズゴールドであしらわれています。

文字盤は秒針なしの3針仕様。サブダイヤルはスモールセコンドではなく、レトログラードタイプのデイト表示(下半分)と、上側の一見パワーリザーブ表示のように見える部分はアクティビティ(活動量)を確認できるモニターになっています。ボタン操作で針が動いて表示を切り替えることが可能。

組み合わされるストラップはブラウンの型押しレザーストラップ。尾錠はローズゴールド。ストラップ自体は切目仕立てで、大して質感の良いものではありませんが、この価格帯を考えれば妥当かと思います。ストラップを交換してみるのも面白いかもしれません。

エンポリオ アルマーニ コネクテッドを写真でチェック

まずは外箱から。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

中から実際に時計が収められているケースを取り出します。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

エンポリオ アルマーニ コネクテッドとご対面。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

取り出してみます。43mm ケースは存在感があっていい感じ。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

手に持ってみると比較的重量感があって機械式腕時計を持っているみたいな感じ。重すぎず軽すぎずといったところ。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

裏蓋にはCEマークをはじめとした認証マークが刻印されていて電子機器だということがわかります。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

ケースはスマートウォッチの機能が詰まっているだけあって少し厚め。ケースの仕上げですが、ベゼルのみポリッシュ、その他はヘアライン仕上げになっています。そのおかげでメッキ仕様ながらギラギラした安っぽさは全くなく(まぁ仕上げは大して良くないのですが)、低価格ながらさすがアルマーニといったところ。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

繰り返しになっちゃいますが、ケースの仕上げは価格相応なのであまり細かいところを見てはいけません......

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

全体としてはデザインのバランスも良く、時計としてよくデザインされているなと思います。デイト表示がレトログラード方式というのがイケてます。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

電池交換は専用の裏蓋開け工具が付属しますので、これで交換するみたいですね。

エンポリオ アルマーニ コネクテッド(Emporio Armani Connected)

専用アプリケーションとの接続

次にスマートフォンに「Emporio Armani Connected アプリ」をダウンロードし、時計とスマートフォンをペアリングします。

Emporio Armani Connected アプリ

スマートフォンの Bluetooth を ON にしてから、インストールしたアプリケーションを立ち上げ、時計に近づけてみましょう。

Emporio Armani Connected アプリ

ペアリング完了。

Emporio Armani Connected アプリ

まず初回接続時はアップデートが入りますのでしばらく待ちます。これが終わると時刻等の調整に入りますが画面の指示に従ってやれば大丈夫。一度設定すれば、時計はスマートフォンの時刻と同期しますので狂うことはありません。

Emporio Armani Connected アプリ

次にアクティビティトラッキングのため、身長や体重などのデータを入力していきます。単位はなじみのある「cm」にしておくとよいでしょう。

Emporio Armani Connected アプリ

設定が完了すれば終わりです。次の画面で簡単な使い方も説明してくれるので必要なら読んでおきましょう。

Emporio Armani Connected アプリ

時計の操作はすべて側面の 3つのボタンのみで行います。

Emporio Armani Connected アプリ

電話やメールが来たら通知を受けたいという場合は、アプリケーションの「通知」メニューを開いて、連絡帳から最大 6名の人を選んで登録しておくと、その人からの電話やメールが受信できた場合、振動と、針が登録時に決めた番号と同じ場所まで移動して、誰から連絡があったのかがわかるように表示してくれます(例えば会社の電話番号を「1」に登録しておけば、会社から着信があったときに時計が振動して針が1時の位置を指しますのですぐに誰からの着信かわかると)。

液晶ディスプレイに出るより針の指した位置で誰からの連絡かがわかる仕組みは格好いい。全部の着信や通知で振動せず、時計で通知する内容をフィルタリングできるというのも便利です。重要なものだけ気づかせてくれるという使い方。

ということで、また届いてから日が経っていないため使い込んでいませんが、しばらく使ってみて気になることがあれば追記するかもしれません。

追記

ストラップの質感がどうしても好きになれなかったので交換しました。そうしたら結構好みの感じに。詳しくは下記の記事に書いています。

あわせて読みたい

同じ、エンポリオ アルマーニでは、機械式腕時計「ARS3011」のレビューも書いています。エンポリオ アルマーニは最近時計にもかなり力を入れてきていますので、今後も手ごろな価格で買える面白いモデルが色々出てきそう。注目かもしれません。

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