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今年(2016年)発表された新作で気になったモデルをピックアップ - クロノグラフ編

ロレックス オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN

この記事は「腕時計 Advent Calendar 2016」第18日目の記事です。

今年、2016年もそろそろ終わりが近づいています。早いものですね。

今年も沢山の新作が各ブランドから発表されましたが、年末ということで、今年発表された新作の中から、個人的に気になったモデルを振り返ってみることにします。

まずは、クロノグラフ搭載モデルに絞っていくつかピックアップ。このブログでも発表時などに取り上げたモデルも多いので、その記事へのリンクも掲載しています。ご興味がある方はリンク先もあわせて読んでみていただければ。

ロレックス 新デイトナ Ref.116500LN

今年の最初に最も話題になったモデルといえば、やはりこれではないでしょうか。2016 Baselworld(バーゼルワールド) でロレックス(Rolex)が発表したのが、「ロレックス オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」の新作「Ref.116500LN」。

以前からデイトナの新作はそろそろと言われていましたが、それがついに発表となったことで大きな注目を集め、最初のデリバリー時点では国内定価 1,180,000円のデイトナが、200万円オーバーで取引されるなど、ちょっと行きすぎ感がありました。

結局、現在でもその需要に対する供給薄が影響して190万円台というのが新品価格の相場で、しばらくは手に入れるのが難しいモデルになりそう。私、一世代前の「Ref.116520」を所有していますけども、新作の発表によってディスコン(製造終了)の噂がでたことで、なんか「Ref.116520」まで中古、新品含めて価格が上がっているみたいですね。

オーヴァーシーズ クロノグラフ 5500V/110A-B148

オーヴァーシーズ クロノグラフ 5500V/110A-B148

今年全面リニューアルされて発表された、新しいオーヴァーシーズ(Overseas)コレクションから、クロノグラフ搭載モデルの「Ref.5500V/110A-B148」をピックアップ。

42.5mmのステンレススティールケース(シースルーバック)に新開発の自社製自動巻きムーブメント「Cal.5200」(54石、2万8800振動/時)を搭載。パワーリザーブは52時間。15気圧防水。ジュネーブシール認定で、予定販売価格は、3,600,000円(税別)。

オメガ オリンピック オフィシャルタイムキーパー コーアクシャル クロノグラフ

オリンピック オフィシャルタイムキーパー コーアクシャル クロノグラフ

2020年に東京で開催される東京オリンピックでもオフィシャルタイムキーパーを努めることが発表されたオメガ(Omega)ですが、長年にわたるオリンピック オフィシャルタイムキーパーの歴史を記念した限定クロノグラフ コレクション「オリンピック オフィシャルタイムキーパー コーアクシャル クロノグラフ」を発表しています。

発表されたのは全3モデルで、各188本ずつの限定生産。それぞれの時計のケースバックには、オリンピックを象徴する五輪のオフィシャルロゴに加え、「Official Timekeeper of the Olympic Games」、「Limited Edition」の文字と限定モデル番号が刻印されます。

個人的には、39mmサイズのK18イエローゴールドケースを採用した「Ref.522.53.39.50.04.002」(上写真中央)が気になりました。

オメガ スピードマスター CK2998 限定モデル

オメガ スピードマスター CK2998 限定モデル

今年前半で、私が一番気になったのがこのモデル、「スピードマスター ムーンウォッチ "CK2998" リミテッドエディション(The Speedmaster "CK2998" Limited Edition)」。購入しようかなという直前まで行ったのですが、結局購入せずに終わりました。

オリジナルの CK2998(所謂、スピードマスター 2nd モデル) に倣ったクラシックなアルファ針にステンレススティール製の左右対称なケース。さらにクロノグラフ秒針には、初代シーマスターなどで採用されたオリジナルモデルの「ロリポップ」スタイルが復活。裏蓋にはエンボス加工のシーホースのメダリオン、Ω(オメガ)ロゴ、「Speedmaster」の名称が刻印されます。

ディープブルーが印象的な3つのサブダイアルに加え、ベゼルのタキメータースケール、ミニッツトラック、レザーストラップもディープブルーで統一されています。世界限定 2,998本で、国内定価は650,000円(税抜)。

グランドセイコー ブラックセラミックス リミテッドコレクション SBGC017

グランドセイコー ブラックセラミックス リミテッドコレクション SBGC017

セイコーが、同社の基幹コレクションであるグランドセイコーに今年新たに追加したのが、セラミックスを初めてケース全面に採用した新コレクション「ブラックセラミックス リミテッドコレクション(Black Ceramics Limited Collection)」。

その中でも、スプリングドライブ クロノグラフ GMT ムーブメント、キャリバー「9R96」を搭載し、特別仕様「樅の木パターン グリーンダイヤル」を採用した「SBGC017」は、その仕上げ、デザイン共に気になるモデルでした。

限定600本で、販売価格は1,400,000円(税別)。

セイコー プレザージュ プレステージライン 60周年記念モデル

セイコー プレザージュ プレステージライン SARK001 / SARK003

セイコーが発表した「プレザージュ プレステージライン 60周年記念モデル」は、同社が1913年(大正2年)に国産初の自動巻腕時計を発表してから60周年を迎えたことを記念した限定モデル。

その特徴は、用意された2種類の特別なダイアル。

1つは琺瑯職人、横澤満(よこざわ みつる)氏の監修により作成され、独特の深みのある白色が美しく、まさに高級腕時計にふさわしい「琺瑯(ほうろう)ダイヤル」(SARK001 / 上写真右)。

もう1つは、漆芸家、田村一舟(たむら いっしゅう)氏の監修により仕上げられる、希少、かつ高品質な国産漆を使用し、無限の奥行きを感じさせる艶やかな漆黒が素晴らしい「漆ダイヤル」(SARK003 / 上写真左)。

どちらも素晴らしいダイアルの仕上がりで人気を博しました。両ダイアルともに世界限定1000本。「琺瑯ダイヤル」(SARK001)が250,000円(税別)。「漆ダイヤル」(SARK003)が280,000円(税別)で販売されています。

このうち、琺瑯ダイヤルの「SARK001」を購入したので、下記の記事でレビューも書いています。

ベル&ロス ヴィンテージ BR 126 エアロナバル

Vintage BR コレクション「エアロナバル」

ベル&ロス(Bell & Ross)が「ヴィンテージ(Vintage)」コレクションの新作として発表したのが、美しいブルーの文字盤と、磨き上げられたブルーのカーフストラップ、もしくはクロコダイルストラップを組み合わせた新モデル「ヴィンテージ BR 126 エアロナバル(Vintage BR 126 Aéronavale)Ref.BRV126-BLU-ST」。

搭載されるムーブメントは自動巻きの「BR-CAL.301」。3時位置にスモールセコンド、4時位置にデイト表示。9時位置に 30分積算計。センタークロノグラフ秒針。

カーフストラップ仕様の「Ref.BRV126-BLU-ST/SCA」が国内販売価格60万円(税別)、クロコダイルストラップ仕様の「Ref.BRV126-BLU-ST/SCR」が国内販売価格63万円(税別)と、比較的手に入れやすい価格帯での登場。

私もこのデザインにビビッときたのですが、クロノグラフ搭載モデルではなく、シンプルなクロノグラフなしのモデル「Ref.BRV123-BLU-ST/SCA」を購入したので、下記の記事でレビューしています。

モンブラン 1858 クロノグラフ タキメーター リミテッド エディション

モンブラン 1858 クロノグラフ タキメーター リミテッドエディション 100 ブロンズ

モンブラン(Montblanc)は今年精力的に新作を発表しましたが、その中でも限定モデルとして発表した2つのヴィンテージデザインクロノグラフ(ブルーダイアル / ブロンズ)が個人的にツボでした。

共に搭載されるムーブメントはミネルバ社製手巻きクロノグラフ搭載「キャリバー MB M16.29」(18,000振動/時)。3時位置に30分積算計、9時位置にスモールセコンドを搭載。

「ブルーダイヤル」は、44mmサイズのステンレススティールケースにブルー文字盤を組み合わせたモデル。一方の「ブロンズ」は、44mmサイズのブロンズケースにホワイト文字盤の組み合わせ。

「ブルーダイヤル」については、下記の記事の中で取り上げました。

一方のブロンズについては、下記の記事で、単体として取り上げています。

ゼニス ヘリテージ クロノメトロ Tipo CP-2

Zenith Heritage Revival Cronometro Tipo CP-2

「復刻モデル」という括りで個人的に今年最も気になったは、ゼニス(Zenith)が発表した「ヘリテージ クロノメトロ Tipo CP-2(Heritage Revival Cronometro Tipo CP-2)Ref.03.2240.4069/21.C774」です。

ベースとなっているのは、1960年代の初頭から、当時のイタリア海軍、および陸軍のパイロット用腕時計として採用され、腕時計コレクターの間では「カイレリモデル」などと呼ばれる「Tipo CP-2」。

そのデザインを踏襲しながら、最新のゼニス製、自動巻き「エル・プリメロ 4069」ムーブメント(35石、36,000振動/時)を搭載して復刻されたのがこのモデル。

43mmサイズのステンレススチールにラバーで裏打ちしたブラックのカーフレザーストラップが組み合わされ、国内定価は910,000円(税別)。限定1,000本なので入手は困難ですが、ファンにはたまらないモデルと言えます。

ゼニスは今年、同社の基幹コレクションである「エル・プリメロ クロノマスター 1969(El Primero Chronomaster 1969)」にブルー文字盤をはじめとした新色を追加するなど、ラインナップの拡充も行われています。

キューバの高級葉巻ブランド「コイーバ(Cohíba)」とコラボレーションした「エル・プリメロ クロノマスター コイーバ エディション(El Primero Chronomaster Cohiba Edition)」については、過去にこのブログでも取り上げました。

パテックフィリップ ワールドタイム・クロノグラフ

パテックフィリップ ワールドタイム・クロノグラフ

パテックフィリップ(Patek Philippe)が今年発表した新作が「ワールドタイム・クロノグラフ(World Time Chronograph)Ref.5930G-001」。

搭載されるムーブメントは、同社の自動巻きクロノグラフキャリバー「Cal.CH 28-520」をベースに、新しく設計されたワールドタイム・モジュールを組み込んだ新ムーブメント「Cal.CH 28-520 HU」(38石、28,800振動/時)。39.5mmサイズのホワイトゴールドケースに収められます。

中央部に施された緻密なギョーシェ彫りが素晴らしい一本。国内販売価格は828万円(税別)とのこと。

ブルガリ ディアゴノ マグネシウム クロノグラフ

ブルガリ ディアゴノ マグネシウム クロノグラフ

ケース素材にマグネシウムとピーク(PEEK / ポリエーテルエーテルケトン)を採用し、ベゼルにセラミック素材を組み合わせた「ディアゴノ マグネシウム(Diagono Magnesium)」コレクションに、新たにクロノグラフを搭載したのが、今年発表された「ブルガリ ディアゴノ マグネシウム クロノグラフ(Bulgari Diagono Magnesium Chronograph)」。

ムーブメントは自動巻きのキャリバー「B130」(37石、28,800振動/時)を採用。パワーリザーブは42時間。42mmサイズの100m防水ケースに収められます。

文字盤の塗装には「モーターラック(Motorlac)」と呼ばれるエンジンの塗装に使用される耐熱ラッカーを使用し、ざらついた加工とあわせて、スポーツカーエンジンのシリンダーヘッドカバー部分を彷彿とさせる仕上げになっています。国内定価は580,000円(税別)。

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフ イエローゴールドケースモデル

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフ イエローゴールドケースモデル

ブルーの文字盤が今年はトレンドだったと言うことで、それをテーマに以前書いた下記の記事でも取り上げたのですが再度。

今年のSIHH(ジュネーブサロン)でオーデマ ピゲ(Audemars Piguet)がロイヤル オーク(Royal Oak) コレクションに新たに「イエローゴールド」ケースのラインナップを加えましたが、それによって、クロノグラフモデルにもイエローゴールドケースの「ロイヤル オーク クロノグラフ イエローゴールドケースモデル(Ref.26320BA.OO.1220BA.02)」が登場。イエローゴールドの輝きに「グランド・タペストリー」模様のライトブルー文字盤が映える、非常に美しいモデル。

搭載されるムーブメントは自動巻きの「キャリバー 2385」(37石、21,600振動/時)。パワーリザーブは約40時間。センタークロノグラフ針、30分/12時間積算計、スモールセコンド、デイト表示付き。価格は610万2,000円(税込)。


さて、いかがでしたでしょうか。今年も魅力的なモデルが数多く発表されました。来年はどんな新作が発表されるのか、今から楽しみです。

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