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モンブランの SIHH 2017 新作「1858 クロノグラフ タキメーター リミテッドエディション 100 ブロンズ」は素晴らしい、でもエントリーモデルは期待外れ

モンブラン 1858 ブロンズ

昨年ですが、SIHH 2017開催前の「プレ SIHH(Pre-SIHH)」期間中に発表された、モンブラン(Montblanc)の「1858」コレクションの新作を紹介しました。

限定100本、ブロンズケースを採用したヴィンテージデザインのワンプッシュクロノグラフ、「モンブラン 1858 クロノグラフ タキメーター リミテッドエディション 100 ブロンズ(Montblanc 1858 Chronograph Tachymeter Limited Edition 100 Bronze)Ref.116243」です(詳しくは下記記事をご覧ください)。

この限定モデル自体は素晴らしい出来映えで、お金が許すなら手に入れたいモデルではありますが、限定数や価格を考えると一般人にはあまり現実的ではない。ただ、モンブランのラインナップの特徴上、必ず廉価版といいますか、ハイエンド価格帯の限定版と同じシリーズに、そのデザインを踏襲したミドルレンジ価格帯のモデルも発表してくるだろうと予想していました。

実際にこの「1858」コレクションには以前、「モンブラン 1858 クロノグラフ タキメーター リミテッド エディション ブルーダイヤル」(下記記事で取り上げました)など、ブロンズモデルと同じような形で、100本の限定モデルに並び、50万円程度の価格帯で購入可能なエントリーモデルが用意されていましたので間違いないと。

クロノグラフなし、ブロンズケースで限定版のデザインを踏襲してくれるなら欲しいかもと思っていたわけです。

で、SIHH 2017ではその予想通り、ブロンズモデルについてもエントリーモデルを含めた正式な発表がされたのですが...... 思いっきり期待外れでした。

エントリーモデルとしては2モデルがラインナップ

追加されたモデルは「1858 オートマティック デュアルタイム(1858 Automatic Dual Time)Ref.116479」(冒頭写真中)「1858 オートマティック(1858 Automatic)Ref.116241」(冒頭写真右)の2モデル。

何が期待外れだったかというと、まず最もがっかりなのはケースがオールブロンズではなくブロンズとステンレススティールのハイブリッドケース(ベゼルとリューズのみブロンズ)になってしまっている点。そしてダイアルカラーもブラックに。

もちろん、このブラック文字盤を含めたダイアル全体のデザインについては、ミネルバ社のヴィンテージミリタリーウォッチのデザインを踏襲していることはわかるし、こっちの方がよいという人も多いのかもしれませんが、限定版で採用されているシャンパンカラーのダイヤルが、ブロンズケースと絶妙にマッチしていて惚れた私としては残念以外の何物でもない状態に。あくまで個人の感想ですけども。

ということで私の散財が事前にひとつ防止されたのはよいことなのかもしれませんけども、期待していただけに残念でしたということで記事を書いてみました。デザインが気に入る方には面白い選択肢だと思いますよ。

一応下記に通常ラインナップのスペックなど、まとめておきます。

1858 オートマティック デュアルタイム

ケースは44mmサイズのステンレススティールケースにブロンズ素材のベゼルとリューズを組み合わせたハイブリッド。ケースの防水性能は3気圧(30m)。

搭載されるムーブメントは自動巻き「Cal.MB 29.19」(34石、28,800振動/時)、パワーリザーブは約42時間。

6時位置にスモールセコンドとデイト表示、デイナイト表示機能を組み合わせたホームタイム表示用の針を搭載し、例えば海外旅行先などで時針、分針を現地のローカルタイムにセットしなおしたとしても、デュアルタイム機能によってホームタイム針は常に地元の時間を表示し続けてくれます。

アンティークな風合いのカーフストラップが組み合わされ、予定販売価格は588,000円(税別)。今年夏に発売予定です。

1858 オートマティック

こちらもケースは44mmサイズのステンレススティールケースにブロンズ素材のベゼルとリューズを組み合わせたハイブリッド。ケースの防水性能は3気圧(30m)。

搭載されるムーブメントは自動巻き「Cal.MB 24.15」(26石、28,800振動/時)、パワーリザーブは約38時間。

アンティークな風合いのカーフストラップが組み合わされ、予定販売価格は411,000円(税別)。今年夏に発売予定です。

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